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9月30日
オータム・イン・ニューヨーク
  いつも、この季節になると、ジョー・スタッフォードのオータム・イン・ニューヨークを聞きたくなります。
ちょうど6年前、私たちが美瑛に越してきた頃、よくこの曲を聴いていました。まだ薫風舎のオーディオは、札幌に住んでいた時にバーゲンで買ったミニコンポと、もらい物のスピーカーでしたが、郷愁を誘う古めかしいストリングスのイントロと、そのあとにふんわりと包み込むように入ってくる、やわらかなスタッフォードの歌声は、少しずつ深まってゆく秋の風景を、よりいっそう美しく感じさせてくれるようでした。
9月25日の引越しの日から10月9日のオープンに向けての、いつ寝たのか、いつ食べたのかも分からないようなめちゃくちゃな日々は、二度と思い出したくないですが、今でも、オータム・イン・ニューヨークを聞くと、6年前に薫風舎から見た、初めての秋の風景が目の前に広がるようです。


9月29日
復活
 シーズン中は、風邪などひく事はないと思っていましたが、今回はひどかった。3日間、ほとんど起きていられませんでした。今朝起きると、熱も下がって、体が大分軽くなっていました。今年の9月は、しょっぱなから肩を壊し、その後どうも、シーズンの疲れもあってか、体のバランスをすっかり崩して、挙句の果てに風邪で寝込むという、なんともお恥ずかしい、最悪の一ヶ月でした。ずいぶん皆さまにご心配をおかけしました。
でも、これで大体フルコースが終わったので、あとは復活あるのみ。10月にはよりパワーアップして、皆様をお迎えできることと思います。
追伸・・・そんなこんなで、いただいたメールの返事がなかなか書けず、だいぶたまってしまいました。申し訳ありません。これから、少しずつ書いていきますので、もうしばらくお待ちください。


9月28日
こしあん
  昨日の「あんぱん」で、こしあん好きがばれてしまったので、ついでに、私の好きなこしあんを使ったお菓子について。
子供の頃から変わらずに好きなのが、伊勢の「赤福」。指の平で押し付けたような形は独特で、一緒についているへらで、底からすくって食べた時の幸福感はたまらないものがあります。数年前に知ったことですが、材料のもち米はおもに名寄産、あんの小豆も十勝産ということで、北海道に住む者として、なんとなくうれしくなりました。
次は、愛媛の「山田屋まんじゅう」。広告批評の天野祐吉さんが、何年か前にテレビの中で紹介していました。世界三大こしあんの一つとして。さっそく、注文して口にする事ができましたが、これはこしあん好きにはたまらないお菓子でした。何しろ、ごく薄い皮に包まったあんこそのものだからです。
さて、最後はご近所旭川から、「むらこしの豆大福」。和菓子屋さんなので季節のお菓子が色々ありますが、一年通して置いてある、店の看板商品です。あ〜口の中が甘ったるくなってきた。お茶でも飲むか。


9月28日
9月27日
こしあん
  昨日の「あんぱん」で、こしあん好きがばれてしまったので、ついでに、私の好きなこしあんを使ったお菓子について。
子供の頃から変わらずに好きなのが、伊勢の「赤福」。指の平で押し付けたような形は独特で、一緒についているへらで、底からすくって食べた時の幸福感はたまらないものがあります。数年前に知ったことですが、材料のもち米はおもに名寄産、あんの小豆も十勝産ということで、北海道に住む者として、なんとなくうれしくなりました。
次は、愛媛の「山田屋まんじゅう」。広告批評の天野祐吉さんが、何年か前にテレビの中で紹介していました。世界三大こしあんの一つとして。さっそく、注文して口にする事ができましたが、これはこしあん好きにはたまらないお菓子でした。何しろ、ごく薄い皮に包まったあんこそのものだからです。
さて、最後はご近所旭川から、「むらこしの豆大福」。和菓子屋さんなので季節のお菓子が色々ありますが、一年通して置いてある、店の看板商品です。あ〜口の中が甘ったるくなってきた。お茶でも飲むか。


9月27日
あんぱん
  時々、無性にあんぱんが食べたくなる。いつ、どういう時にと聞かれても、それは、ハッキリと答えられない。二週間に一回とかひと月に一回の程度であろうか。 町のパン屋やコンビニのパンの棚にあるのを見かけると、つい手にとってしまうのがそのぐらいである。しかし、食べたい衝動に駆られているのは、もっと多いような気がする。今買ってもいつ食べる時間あるのだろうかとか、少々出っ張ってきた腹のあたりが気になり、手にとるのをためらうのも、しばしばだからだ。今朝、妻が風邪でダウンしたので昼食を買いにコンビニへ行った。レジの隣りのワゴンの中に、こちらを向いているあんぱん達がいた。「久しぶり、たまにはど〜お。」そんな声が聞こえたので、二つばかし買ってきた。こしあんぱん達だったのは、言うまでも無い。


9月26日
薪ストーブ
 昨日の朝、ついに薪ストーブに火がともりました。またもや雨続きで、一雨ごとに、ぐんぐん寒くなっていくようです。そろそろ十勝岳にも、真っ白い雪がかぶる頃でしょうか。


9月25日
タムさんを思う。
  夕べ11時過ぎ、TVを見ていると、内モンゴルで砂漠化に苦しむ住人が、大変な思いをしながら、緑化に取り組む映像が流れてきました。度重なる黄砂や水不足にあえぎながら、将来この地に緑が甦る事を夢見て、地を這うような努力をする人々と、今の生活を何とか守ろうとする人々との葛藤。7月に放送したNHKのドキュメンタリーの再放送でした。私と同世代の人たちが、小さい頃はこのあたりが緑ゆたかな草原だった、と言っているのを聞いて、あまりに急速な砂漠化に、改めて驚かされました。
私たちが美瑛に越してきた6年前からの友人である、内モンゴルのタムさんは、数年前に今までの仕事をやめ、現在、故郷内モンゴルの緑化のために、働いています。タムさんは、こういった中で必死でがんばっているのか、と頭の下がる思いがしました。と同時に、地球が刻一刻と病んできていることに、漠然とした不安を抱きながら、結局は、目の前の生活に追われて日々暮らしている自分を、恥ずかしく思ったのでした。
自分に何が出来るのかと考えると、いつもあまりの無力さにむなしくなってしまいます。しかし自分たちに出来ることを真剣に考えて、小さなことからでも、一つ一つ実行に移していく事こそ大切なのだと、改めて思いました。


9月24日
朝の一杯
  小さい頃から、両親の飲むコーヒーにあこがれ、中学生のコーヒー解禁を指折り数えていた私は、いまや、中毒といわれるほどのコーヒー好きです。
朝、ティンクとムックの散歩を終え、案内板の今日の一言に頭を悩ませていると、ポコポコとコーヒーの落ちる音がしてきます。そして、たまらなく甘美な香りが、漂ってくるのです。やがて、あっこちゃんが落としたてのコーヒーをマグカップに入れて持ってきてくれます。そのひとくちの、なんとおいしいこと。コーヒーの心地よい苦味が、まだぼんやりした私の頭や体にしみわたり、どんなに疲れた夏の朝でも、その瞬間、無上の幸せを感じるのです。
今日もまた、少々ネタ切れの案内板を書きながら、今まさに朝の一杯を飲み干したところです。


9月23日
「みやこ」
  美瑛のジャガイモがおいしいのは言わずもがなですが、かぼちゃのおいしさにも毎年感動します。隣りの北村さんの「みやこ」は、お盆の頃から10月にかけておいしいかぼちゃです。それから「メルヘン」、「雪化粧」など、食べ時の違うかぼちゃが続きます。それぞれ、食べてみると味に個性があって、捨てがたい魅力ですが、私は、そのなかでも「みやこ」が一番好きです。
白く粉を吹くかぼちゃと違って、「みやこ」はほくほくして、それでいてしっとり感を失いません。甘味が非常に強く、かぼちゃ特有の臭みがなく、味があって本当においしい。うちでは、ちょっとにんにくをきかせたクリームベースのかぼちゃのグラタンが、オープン以来、この時期の人気メニューで、それが食べたいがため、わざわざ時期を選んでいらっしゃるお客様もあるくらいです。
今年は、夏暑かったせいか、かぼちゃの出来がとりわけすばらしく、いつにもまして甘くて、おいしいです。


9月22日
猩々緋
今朝、めずらしく5時前に目が覚め、トイレに行こうと部屋を出ると、窓から怪しい赤い光が差し込んでいました。見ると、夜明けの空が赤く染まっています。急いでラウンジからデッキに出てみると、稜線までくっきりと青墨色に浮き出た十勝岳連峰と大雪山のちょうど中間、トムラウシの上あたりから、大きなVの字を描くように、朝焼けが広がっていました。
その、言いようのない色合いをなんと表現したらよいか。色の手帳を開いてみると、一番近いと思われる色には、猩々緋(しょうじょうひ)という難しい名前がついていました。
猩々(オランウータン)の血で染めたところから、という残酷ないわれ、あるいは、能の「猩々」の、赤毛や装束などから、ともいわれているそうです。
その、猩々緋色の空は、見ている間にどんどんその色を失い、かわりに青い空が広がっていきました。


9月21日
キカラシ
8月末から私たちの目を毎日楽しませてくれた、薫風舎と道路をはさんで向かい側の小原さんのキカラシ畑が、昨日、とうとう土にすき込まれました。緑肥は、種ができる前に土にすき込んでしまわないと、来年大変なことになるので、満開になったと思ったらすぐに、土に返します。
その右隣り、やはり緑肥として植えられたえん麦の、うっすらとビロードのような緑と、さらに隣りの今まさに満開のキカラシを、もうしばらく楽しみたいと思います。


9月20日
秋空
今年の9月は、毎日のように寒い雨が続き、いいかげん体調にも悪影響が及んでくるのではないか、と思われるほどでしたが、一昨日あたりから、ようやく北海道にも気持ちのよい秋空が戻ってきました。
昨日、名古屋からきている友達を連れて旭岳に行ってきた、スタッフのあっこちゃんの話しによると、朝日岳の紅葉は、今ちょうどロープーウェイの中間くらいまで降りてきているそうです。週間予報によると、このお天気は週末までは続きそう。この一週間が、旭岳の紅葉のピークとなるでしょう。


9月19日
ふるきのラーメン
きのう、旭川に買出しに行きました。そして、夏からのずっと念願だった「ふるき」のみそラーメンを、ようやく食べることができました。ふるきは、私たちが最近一番おいしいと感じているラーメン屋です。
旭川は、おいしいラーメン屋さんがたくさんあって、それぞれ捨てがたい魅力を持っています。その時の気分や体調、季節によっても行きたいお店が変わり、それも楽しみの一つですが、この春からは「ふるき」がすっかり気に入って、ずいぶん通いました。久しぶりに行ってみて、やっぱりおいしい!
住宅街の中にぽつんとある小さくて汚いお店ですが、行くといつも混んでいて驚きます。こだわりのウンチクが押し付けがましくお店に書き連ねてあったり、お店の人が妙に無愛想でえらそうにしているというようないわゆる有名人気店の雰囲気とはかけ離れた、ごく普通のお店です。ご主人がどんなに忙しくても、いつもニコニコしておられ、行くとほっとします。麺の湯で加減も硬めで、私たちにとってはスープの甘味と辛味のバランスがちょうど良く(なかなかそういうお店は少ない。)、こくがあって、食べ終わるといつも、ああおいしかった!!と幸せな気持ちになるのです。
ラーメンは人によって好みが大きく分かれるので、人に紹介するのはとても難しいのですが(宿仲間の稲田さんは、あっさりしたのが好きなので、「ふるき」は苦手といっていました。)、機会があったら、ぜひ一度足をお運びください。


9月18日 07時04分29秒
夏の間中、涼やかな美しい緑を楽しませてくれたデッキの前の大根畑が、収穫の時期を迎えています。大根畑を間近で見るのは初めてでしたが、土がおこされ種を蒔いて、間引き、雑草取りと、本当に手間のかかる作業に驚きました。とくに間引きと雑草取りはすべて手作業で、35℃を越える炎天下、早朝6時前から日の暮れるまで延々と続く作業に、頭が下がる思いでした。 種を蒔くときに、少しずつ時期をずらしていたので、収穫も何日にも分けて、これまた手作業で行われています。きのうも、ご夫婦と息子さんの家族3人で手分けをして、大根が丁寧に1本ずつ抜かれていきました。今、畑のちょうど半分くらい収穫を終えています。


9月17日 09時16分04秒
昨日お昼頃、突然、外でギャーギャーと騒がしい音がしました。聞いたことのないような声で、どうも鳥ではなさそうです。次の瞬間主人が、あ、何かいる!と叫びました。
あわてて外を見ると、デッキの前の大根畑のはずれの草むらの中に、黒いものが2つ、ちらりと見えました。目を凝らしていると、狂ったようなスピードで動き回る2匹の動物が、飛び跳ねながら川の手前の林の向こうに消えていったのでした。
動きが速く、どうも猫や犬ではなさそうです。姿形からして、くろてんではないか、ということになりました。
そういえば、最近散歩に出かけると、ムックが、裏の北村さんの人参畑の横の土の盛り上がったところに飛んでいっては、頭を突っ込んでなにやら探っているのを思い出しました。そこにくろてんの巣があるのではないか、と思われます。
美瑛に来てから、いえ、生まれて初めてくろてんを見ました。


9月16日 07時23分06秒
東京オリンピック(私は当時3歳。今とは違って整然と並んだ各国の入場行進を、白黒TVの画面で薄ぼんやりと覚えています。)から、オリンピックの開会式は欠かさず見てきた私でしたが、夕方から夜にかけては、こちらは一番忙しい時間帯。昨日のシドニー大会の開会式は、さすがに見ることができませんでした。
毎回、放送が始まる時間には家族でTVの前に座り、延々と続く各国選手の入場もすべてみて、その後続くセレモニーや美しいアトラクションをわくわくしながら楽しむのが、守分家の開会式の正しい見方。途中をカットした、ハイライトなんかは、私にとっては言語道断です。ましてや、ビデオに撮ってあとから見るなんてドッチラケ、とあえて録画もしなかったのですが、夜ニュースで流れた、盛り上がった開会式の様子を見たら、やっぱり悔しい。
きっとビデオを撮っているであろう、biei.com サーバーの怪人佐竹氏に、早速送ってもらうように依頼したのでした。
巷がオリンピックからすっかり遠ざかった頃、だらだら続く入場行進をビデオで見ている自分の姿を思い浮かべると、なんだか悲しい。


9月15日 07時28分09秒
昨日は、肩のため1週間ぶりに町立病院へ行く日でした。前回とんでもなく待たされ、大変な目にあったので、今回は、行きしな雑誌を数冊買い込み、万全の体制で挑みました。 雨のためか、前にもまして混み合っていたので、久しぶりに買ったレコード芸術を、隅から隅まで読むことができました。
一番おもしろかったのは、20世紀の「レコード芸術」を読むという特集。復刻版ということで、何本かの記事が再掲載されていました。その中でも興味深かったのは、1956年まさに現役だった頃の、フルトヴェングラーのレコードについての座談会と、1975年、ピアニスト、ミケランジェリの日本初のインタヴューでした。
今でも、歴史に残る名演とうたわれる、フルトヴェングラー指揮バイロイト祝祭管弦楽団のベートーヴェンの第九の録音が、1951年。今では神格化されてしまった感のあるフルトヴェングラーを、現役指揮者として語り合っている記事に、臨場感を覚えました。
そして、奇人、変人といわれるミケランジェリのインタヴュー。その、偏屈ぶりが記事全面からにじみ出ているようで、本当にそうだったのか、とおかしかったです。現在の編集後記を読むと、その時のたいへんな苦労がうかがえます。


9月13日 07時08分32秒
何日か前の新聞に、旭岳の紅葉が始まったという記事が出ていました。今週から来週にかけてが、見ごろだそうです。これから、どんどん紅葉が、山から里へと下りてきます。このあたりが、秋の風景になるのは、9月末頃からでしょうか。いろいろな木々が、少しずつ色づいてきて、10月末、カラマツが黄金色に輝いて紅葉の季節が幕を閉じるまで、ゆっくりと美瑛の秋を楽しむことができます。


9月12日 07時17分29秒
このところ寒い雨が続いています。天気図を見ると、日本列島がすっぽりと前線に包まれていて、今日は日本中どこへ行っても同じようなお天気のようです。
9月7日に痛めた肩は、毎日薄皮をむくように回復しているような気がします。9日には、まったく動かせなかった腕が、いまは、45℃くらいは上がるようになりました。忙しい時には、1週間くらい入院でもしてみたい、などと勝手なことを考えたりしますが、仕事ができないというのは、つらいものです。早くピアノを弾きたいなあ。


9月11日 09時41分36秒
昨日、べる@まが編集長の酒井さんが泊まられました。広告ばかり多くて、ろくに取材もせずにもっともらしい記事を平気で載せる、いいかげんなガイドマップが氾濫するなか、今年創刊されたべる@まがは、編集者が長年にわたって、自分の足で集めた情報をもとに、信念とポリシーを持って創られた、内容の非常に濃い、読み応えのある雑誌です。
夕べは、たまたま泊まられていたお客様の明日からのスケジュールに、お知恵を拝借。ほとんど知られていないような景色のきれいな抜け道や、穴場の情報を本当によく知ってらして、いまさらながら、流石、と感心せずにはいられませんでした。
べる@まが北海道は、記事はもちろん、巻末の地図には、そういった酒井さんはじめ記者のとっておきの情報が、きめ細かくちりばめられています。去年に引き続き、スタッフが何班にも別れて、今、全道各地の、最新情報を取材中。来年4月の発売が、今から楽しみです。


9月09日 10時30分21秒
昨日、痛めた右肩が、幾分良くなったので、夕食後にピアノを弾いたら、そのあと、まったく動かせなくなってしまいました。キーボードも片手でようやくなので、今日はこのへんで。


9月08日 07時26分53秒
一昨日の夜、急に右肩が痛くて上がらなくなりました。どうした事か、と一晩寝て起きてみると、痛みが増してちょっとも動かせなくなりました。仕方がないので、町立病院に行って診てもらうと、内側の肩の筋を痛めているとのこと、2週間たっても痛みがおさまらないようなら、切れている可能性がありますね、と脅かされました。どうも、、一昨日の昼、久しぶりにやったダンベル体操でやったらしい・・・。身体が疲れているのに、いいかげんに運動したので、知らないうちにいためてしまったのだと思います。
ピアノはおろか、食べるのも着替えるのもたいへんで、ほんとうに参ってしまいました。
今朝起きると、昨日より幾分痛みが和らいだような気もしますが、パソコンのマウスは左手、キーボードを打つのもままなりません。


9月07日 06時57分57秒
きのう一日中降り続いた雨が上がって、今朝はまた気持ちのよい青空が戻ってきました。一雨ごとに、ぐっと寒くなってくるのに、まだ、衣類の入れ替えをできないでいるので、参ります。


9月06日 08時44分20秒
きのうは、6月以来、久しぶりにお客様が少なかったので、昼間、3人で旭川空港の近くに新しくできた、花神楽という温泉に行きました。
掃除を終え、生協の荷物が到着するのを待っていたら、出発が12時をまわってしまい、それでも諦めることなく、温泉へと向かったのでした。
急いでいるのに、主人が畑の中の近道を行くといって、すっかり道に迷ってしまい、30分で着くはずが、着いたのは1時。レストランで、お昼を食べて、温泉に入りました。
広々とした露天風呂が、ぬるめで気持ちよく、抜けるような青空の下、目の前に広がる田園地帯と山々を眺めながら、暫しぼ〜っとしていました。2ヵ月半ぶりの至福のときを過ごして、チェックインの3時前に、無事帰宅。その途端、3人とも猛烈な睡魔に襲われ、とりあえず、しばらく横にならずにはいられませんでした。
本当に気持ちのよいひとときでしたが、目がさめると、身体にたまった夏の疲れが、毛穴中からじわじわとにじみ出てきたようで、全身がどうしようもなくだるくなってしまいました。
それから、なまりのような身体を引きずるように、仕事に戻ったのでした。


9月06日 08時42分53秒
きのうは、6月以来、久しぶりにお客様が少なかったので、昼間、3人で旭川空港の近くに新しくできた、花神楽という温泉に行きました。
掃除を終え、生協の荷物が到着するのを待っていたら、出発が12時をまわってしまい、それでも諦めることなく、温泉へと向かったのでした。
急いでいるのに、主人が畑の中の近道を行くといって、すっかり道に迷ってしまい、30分で着くはずが、着いたのは1時。レストランで、お昼を食べて、温泉に入りました。
広々とした露天風呂が、ぬるめで気持ちよく、抜けるような青空の下、目の前に広がる田園地帯と山々を眺めながら、暫しぼ〜っとしていました。2ヵ月半ぶりの至福のときを過ごして、チェックインの3時前に、無事帰宅。その途端、3人とも猛烈な睡魔に襲われ、とりあえず、しばらく横にならずにはいられませんでした。
本当に気持ちのよいひとときでしたが、目がさめると、身体にたまった夏の疲れが、毛穴中からじわじわとにじみ出てきたようで、全身がどうしようもなくだるくなってしまいました。
それから、なまりのような身体を引きずるように、仕事に戻ったのでした。


9月05日 07時31分58秒
週末の雨を境に、こちらはほんとうに秋になりました。空気は、どこまでも澄みわたり、山の見え方も、たしかに夏とは違います。


9月04日 07時24分46秒
きのう、3年前に薫風舎でコンサートをやってくださった、NHK交響楽団の市川さんが、N響の北海道公演のため来道され、同僚の方たち3人と泊まられました。
ヴァイオリンの船木さんと嶋田さんが楽器を持っておられたので、夕食後の演奏をお願いしたところ、急な申し出にもかかわらず、こころよく引き受けてくださいました。あわてて、クライスラーのアンダンテとパラディスのシチリアーノの楽譜を探し出し、夕食前の15分で、ピアノと合わせていただいて、夕食後のミニコンサートとなりました。
ぶっつけ本番だったにもかかわらず、2曲の小品を、とても美しく、見事に演奏してくださいました。


9月03日 06時54分56秒
昨日の夕方、ヴィオラ・ダ・ガンバとポジティフオルガンによる演奏会が行われました。プログラムは、ガンバソナタや、オルガントリオなどすべてバッハの作品。
ガンバの繊細でのびやかな音色と、オルガンの凛として、それでいて、すべてを包み込むようなやさしく柔らかな音色が、美しい純正律で薫風舎のラウンジに響きわたりました。福沢さんと今井さんから創りだされる、ほとばしるような演奏が、絶妙なアンサンブルによって、少しずつ暮れてゆく雨の風景の中で、きわめて純度の高い音楽となって、私たちの心をとらえたのでした。



9月02日 07時36分52秒
しっとりと、雨の朝です。
休憩の時のお菓子も焼きあがり、椅子も町から借りてきて、コンサートの準備が少しずつ整ってきた、昨日お昼過ぎ、ヴィオラ・ダ・ガンバの福沢さんと同行の譜久島さんが到着。早速、上品な木目に、金色の美しい飾りが施された、ポジティブオルガンがラウンジへ運び込まれました。
オルガンの今井さんは、8月31日の札幌の演奏会のあと、どうしても、1日、東京に帰らなくてはならなくなり、最終便で千歳に戻る事になりました。旭川到着が夜中の12時。いつもコンサートのお膳立てをしてくださっている、平松さんがピックアップして、1時過ぎにようやく薫風舎へ到着するという、大変な強行スケジュールとなりました。
朝食が終わったら、テーブルをすべて廊下に出して、会場を作ります。そのあとゲネプロ(本番直前のリハーサル)。お客様の到着を待って、いよいよ5時に演奏会の本番を迎えます。どうか、たくさんの方が、聞きに来て下さいますように。


9月01日 07時13分31秒
薫風舎の、道路をはさんで向かい側の小原さんの畑は、今年、秋蒔き小麦でしたが、7月に刈り取りを終えたあと、緑肥としてキカラシが植えられました。
10日ほど前からちらほらと黄色い花が見え始め、毎朝ムックとティンクの散歩をする時に、少しずつ黄色味を帯びてくるその畑を眺めるのが、このところの楽しみです。


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